
こんにちは。AIネイティブ世代の若手会社員です。
先日、職場で同僚が
複雑な修正作業を、ひたすら手作業でやっているのを見かけました。
「それ、AIを使えば一瞬で終わるよ」
と声をかけてみたのですが、彼の答えは意外なものでした。
「自分でやった方が早い」という本音
彼は「AIに何でもできるのは知っている」と言いました。
でも、できることが多すぎて、何をどう頼めばいいか見当がつかない。
プロンプトを変えて何度も試行錯誤する時間があるなら、
泥臭くても手を動かしたほうが「終わるまでの道筋」が見えて安心する。
だから結局、手作業を選んでしまうのだそうです。
見落としていた「試行錯誤の恐怖」
日頃からAIに触れていると、
「とりあえず投げてみて,ダメなら指示を変えよう」
と、気軽にトライ&エラーができます。
でも、あまり触ったことがない人にとって、
「自分の思い通りの結果がいつ返ってくるか分からない」
という不確実な時間は、ただのストレスでしかありません。
「作業の道筋が見える安心感」と「AIの試行錯誤への恐怖」。
この心理的なハードルこそが、AI普及の大きな壁なんだと気づかされました。
万能じゃなくていい。小さな成功体験から歩み寄る
この壁を越えるには、
「AIって魔法みたいですごい!」という抽象的な話は逆効果です。
「この定型文をコピペするだけで、この作業だけ一瞬で終わるよ」
という,結果が100%見えている小さな小さな成功体験。
そんな泥臭い「業務の切り出し」こそが、
職場の仲間とAIが協働するための一番の近道なのかもしれませんね。